【資料紹介】殿様(7代遠山友央(ともなか))、並松屋敷で月見の会



並松下屋敷絵図

 「分限帳(ぶげんちょう)覚(おぼえ) 万治~元禄」(遠山文書36)によると、元文2(1737)年8月15日、並松(なんまつ)下屋敷で月見の会が催されました。今から280年前の満月の夜です。
 友央は並松屋敷へ、五ツ半時(朝9時)供揃(ともぞろえ)で行き、夜に入り五ツ時(夜8時)帰城しました。

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「分限帳覚」

 「分限帳覚」には、以下のとおりに記録されています。
 (前略) 給人通(きゅうにんとおり)(上級20余家)より、前々はお重(重箱)に銘々差し上げたが、今年はいまだ知行米の御渡しが済まず、いずれも難義につき、御酒にても肴(さかな)にても、一所に差上げたく旨願いあり。(ち)

 家臣からの差し上げ (「分限帳覚」より)
  一 塩鯔(ぼら)三本   役人廿四人
  一 鮮鮓七柚   小川平左衛門
  一 鮮鮓川魚 鉢梨子   東方為右衛門
  一 川魚一鉢 青大豆   田辺郷左衛門
  一 塩さば ずいき   東新五左衛門
  一 青大豆 焼魚廿七串   幸纈惣左衛門
  一 玉子三十一   伊藤与惣右衛門
  一 玉子十五   大脇権兵衛
  一 御酒一樽   小倉猪左衛門
  一 同   小池銀之進
  一 玉子 ずいき   加藤七左衛門
  一 鯉一口   塩冶平治右衛門
  一 讃岐からす みずいき   棚橋源太左衛門
  一 鮮川魚 めうかのこ   長沼金弥
  一 川魚一鉢   鈴木正左衛門
  一 やき米二重 玉子十五   河内玄意
  一 塩鯔二   吉田半蔵
  一 同   曽我郷右衛門
  一 御酒一樽   横山六左衛門
  一 鶏一 梨子九   長谷川忠太
  一 素めん一折   三輪宣正
  一 御酒一荷   惣中小姓通
  一 いなのすし一桶   徒士通(かちとおり)
  一 西瓜二   雲林寺



掲載(最終更新 : 2018年3月24日)

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