【苗木城跡】苗木城跡散策♪♪二の丸



苗木城跡は木曽川から登城する四十八曲りの入り口(城の東)から一般の武士が登城する竹門(城の北)にいたるまでの全貌が残っています。 その上、巨岩群の上に築いた石垣が張り巡らされています。往時の城の全域が保存されている日本でも数少ない城跡です。

◆二の丸-1

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新田瑞気(にったたまき)苗木城見取り図


苗木城の二の丸は本丸の下を螺旋状に1廻りする広く長大な場所です。
三の丸から、大門を潜ってすぐ右手に広がる詰め所(二階は広間)、勘定所を過ぎると綿蔵門(わたくらもん)があり、 上り坂を左に折れて坂下門、菱櫓門(ひしやぐらもん)と過ぎて千石井戸に至りようやく本丸口門に着きます。 ここまでが二の丸です。
大門まで戻ると、左に御朱印蔵があります。右手の勘定所の木戸を潜って坂を下れば台所門です。 そこを過ぎたら殿様の居住屋敷、諸役人や事務方の執務間、女中の詰め所等があります。 その他には物置き、味噌蔵、台所などがあり、暮らしに係わる屋家が多いところです。 西の一番下部に大井戸がありますが、これ一つを君主と多くの家臣や働き手、二の丸の日々の暮らしに 使ったことを考えると、昔のくらしが偲ばれます。
ここから左回りに千石井戸に至る長大な周回路があるのです。 藩主の住まいの下には的場がありました。そこから逆時計回りに、なだらかな下り坂を進めば、 女中部屋や物置を経て不明門(あかずのもん)にさしかかります。 大門からここまでが城の西側です。
不明門からは城の南側になります。そのまま坂道を登り清水門を過ぎると木曽川を見渡せる格好の場所に物見櫓がありました。ここまでが城の南側です。
さらに逆時計廻り坂道を登れば苗木城の東側に至ります。仕切門を過ぎると的場があり、北に面した千石井戸に出てきます。 普通の大人の足で30分ほどで一週できますが、往時を偲び、景観を楽しみながら歩けば1時間以上かかる行程です。

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藩主居所、女中部屋、みそ蔵

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大矢倉から見る大門、二の丸

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三の丸から勘定所、天守を見る

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的場から綿蔵門、坂下門、天守を見る

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清水門から物見櫓、天守を見る

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東から視た本丸と的場

(浅野孝司氏製作)



掲載(最終更新 : 2017年6月 2日)

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