【資料紹介】領主日記



◆収蔵品紹介

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  友寿公の日記


 苗木遠山氏11代友寿(ともひさ)公、12代友禄(ともよし)公が記した江戸日記・苗木日記・道の記を183冊収蔵しています。その一部を紹介しますと、つぎのとおりです。

 文化14年(1817)の苗木領主遠山友寿の日記、遠山家の領主日記は江戸日記と苗木日記に分かれ、国許と江戸での日常や政治・経済状況等を書いています。

 3月25日に苗木の国許を出発し、4月2日には江戸に到着する7泊8日の旅でした。 明け六ツ(午前7時頃/注1)には出立し、暮れ六ツ(午後5時頃/注2)に宿に着く行程で、一日平均40km歩きました。

 同日記の書き下し文(原文の日付等を改変し掲載)
3月25日 苗木発転記快晴上地川渡船
      正四ツ晴 落合宿小休
      夜に入り
      野尻宿へ六ツ半頃着
  26日 夜中曇る快天
      野尻出立 上松 昼小休 日暮れ薮原
      へ着 惣何在之
  27日 天
      薮原出立 本山 昼小休 諏訪ヘ七ツ
      半頃着
  28日 今朝夜明小雨止 和田宿へ雨になる
      諏訪出立 和田峠大雨 小休 大和田本陣差
      合ゆえ 脇本陣相向也

「恵那山」2003年4月号
 注1.図録古文書入門字典(柏書房/第5刷版)によると明け六ツは3月25日なら午前6時頃です。注2.同様に午後6時頃です。



掲載(最終更新 : 2017年6月 2日)

中津川市苗木遠山史料館
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