【資料紹介】備前国長船住近景



◆収蔵品紹介

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太刀 銘 備前長船住近景
全長 71.5cm 反り1.8cm
形状[鎬造、庵棟、鍛小板目、中帽子
刃文:直小互目交]

 匠の一人であった近景の銘が入り、安永3年(1772)苗木第9代領主遠山友清が神明神社に寄進し、同神社の宝刀とされています。 近景は三郎左衛門尉(さえもんのじょう)と称し、力作期は鎌倉時代(文保~貞和)の14世紀の中頃といわれています。

 ちなみに慶長5年(1600)に苗木遠山友政が苗木城を奪還、次に岩村城を攻めて当時岩村城を守っていた田丸直昌から降伏の印として受け取った太刀は、 元々遠山の家宝でもあったと伝えられていますが、この太刀は神明神社に寄進した太刀であったかは不明です。
(原 益)

「恵那山」2006年1月号



掲載(最終更新 : 2017年6月 2日)

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