【資料紹介】並松での流鏑馬(やぶさめ)



◆収蔵品紹介

 文政9年(1826)8月15日、「心願(しんがん)」のために並松の馬場で流鏑馬が行われました。

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  藩主友寿の日記から

 11代藩主友寿(ともひさ)の日記では、この日「10時、並松へ行った。お由賀(ゆか)らも供をした。 11時頃から流鏑馬が始まり、無事済んでみな弁当を食べた。その後射的を4時過ぎまでやった。 騎射の面々その他から献上物があった。(並松)屋敷で酒を振る舞った。夕7時頃済ませ、城へ歩いて帰った」と、書いてあります。

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  絵巻物に描かれた流鏑馬(部分)

 この流鏑馬を、当時の家臣霞上正求(かすかみまさもと/画号 恵山)が絵巻物に描き上げました。 12人の家臣が射手を勤めましたが、当時はどの武士が誰か特定できたでしょう。 この並松馬場は、現在県道苗木恵那線が走る位置にあり、的場が市文化史跡として残っています。 近くに堤がありますが、その辺りから県道の北側に並松屋敷がありました。(千早)

恵那山2009年4月号



掲載(最終更新 : 2017年6月 2日)

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